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介護士の資格の種類と取得方法|介護の仕事に就くときにおすすめの資格

介護士の資格の種類と取得方法|介護の仕事に就くときにおすすめの資格

#資格
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介護資格には介護福祉士、介護支援専門員などを始めとした多くの資格が豊富に存在します。介護業界で働く人がどんな資格や役割を持っていているのか知り自信が目指すキャリアプランを決めて資格取得を目指していきましょう。

介護士の資格の種類と取得方法

介護士の資格には主に下記のものがあります。

  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修

運動回復は「理学療法士」「作業療法士」、日常のアイディア専門職の「レクリエーション介護士」など介護職に関する資格は様々存在しています。

介護福祉士

介護福祉士は社会福祉士及び介護福祉士法を根拠とする名称独占の国家資格です。
介護を必要とする全てのサービスで働くことができます。

介護福祉士の資格を取得するためには「養成施設ルート」「実務経験+実務者研修」「福祉系高校」「経済連携協定(EPA)」のルートに分かれます。

概要
試験内容 筆記試験(60%以上で合格)
実技試験(課題の総得点の60%程度を基準で合格)
受講資格 下記のいずれかに該当していること
養成施設ルート
実務経験+実務者研修
福祉系高校
経済連携協定(EPA)
難易度 2020年の合格率は69.9%

>>>介護福祉士試験の詳細について

介護支援専門員(ケアマネージャー)

ケアマネージャーの介護保険制度での正式名称での名称は「介護支援専門員」です。
介護を必要とする利用者全ての窓口となる役割を担います。ケアプランを作成し利用者にとって最適な介護サービスの提案を行います。

概要
試験内容 ① 筆記試験:介護保険制度、保険医療福祉分野の知識
②実務研修を受講
受講資格 医療・福祉関連の資格及び業務内容で5年以上の実務経験
実務者研修
難易度 2019年度は18.5%(受験者30,509人/合格者5,644人)

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は「在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修」で介護の基礎知識を学ぶことができます。制度変更前は「ホームヘルパー(1級・2級・3級)」や「介護職員基礎研修」が該当していました。 研修を修了することで「訪問介護員」になることができます。

概要
研修内容 ①130時間の講義を受講
②評価テスト
受講資格 特に無し
難易度 合格率は非公開、90%以上は合格できると言われています。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修はより高いレベルの介護地知識を学ぶことができます。介護のキャリで働き続けるためにも重要で「介護福祉士」に受験にも必要な研修になっています。

概要
研修内容 ①450時間の講義を受講
② 評価テスト
受講資格 特に無し
難易度 合格率は非公開、不合格でも再テストを受講可能

レクリエーション介護士

レクリエーション介護士は日本アクティブコミュニティ協会が出してる民間資格です。資格としての優位性は特にありませんが介護を受ける方が楽しみを得て日々を過ごせるようアイディアを出して実行できる人がレクリエーション介護士になります。

「レクリエーション介護士2級」の取得までの流れ

概要
受講方法 通信講座:テキスト+DVD(約3カ月)
通学講座: テキスト+講習(6時間×2日間=12時間※目安)
団体研修:法人向け
試験内容 筆記試験(選択式50問で60点以上で合格)
添削課題(レクリエーション企画書の提出)
受講資格 条件無し

「レクリエーション介護士1級」の取得までの流れ

概要
試験の流れ ①通学による必須講座の受講または動画視聴による必須講座の受講
②実技試験の合格
③筆記試験の合格
④現場実習
試験内容 実技試験:10分でのレクリエーション実演
筆記試験:2時間 選択問題・記述式問題・小論文
現場実習:介護現場3施設での実習
受講資格 レクリエーション介護士2級

>>>レクリエーション介護士の詳細について

社会福祉士

社会福祉士は名称独占の国家資格です。ケアマネと違って「高齢者」「子供」「患者」など福祉に関する悩みを保つ利用者の相談役になっています。社会福祉士を名乗るためには「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」が実施する「社会福祉士国家試験」に合格して社会福祉士として登録が必要ですが資格が無くても社会福祉士の仕事に就くことはできます。

概要
試験内容 筆記試験
受講資格 下記のいずれかに該当していること
・ 4年制大学の指定科目を修めて卒業
・2年制/3年制の短期大学等で指定科目を修めて卒業
 指定施設において1~2年以上相談援助の業務に従事
・社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業
・社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
難易度 2020年度の合格率は29.3%

>>>社会福祉士試験の詳細について

介護事務

介護事務は介護サービスを提供する事業所で事務仕事をする仕事です。介護保険に関する専門的な知識が必要になっていたり事業所の種類によって業務が異なってきます。介護事務の資格は民間資格で複数種類があり「介護保険に関する知識」「事務請求」など介護事務で必要となる知識の証明のため取得できます。

介護事務関連の資格の一例

資格名 運営団体
ケア クラーク 日本医療教育財団
介護事務管理士 技能認定振興協会(JSMA)
介護事務実務士 医療福祉情報実務能力協会
介護報酬請求事務技能検定試験 日本医療事務協会
介事管理専門秘書検定資格 日本能力開発推進協会
介護保険事務士 つしま医療福祉研究財団
介護保険事務管理士 日本病院管理教育協会

介護予防運動指導員

介護予防運動指導員は高齢者の運動能力向上など介護予防プログラムの作成や運動指導により高齢者が自立した生活を送れるようサポートする職業です。

概要
試験内容 講習講座:31.5時間
筆記試験:マークシート45問
受講資格 医療・福祉関連の資格
難易度 講座受講から1年間は再受験可能

>>>介護予防運動指導員の詳細について

理学療法士

理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれる国家資格です。 運動機能回復の専門職であり「立ち上がる」「起き上がる」「歩く」「寝返る」など基本となる体の動作のリハビリテーションを行います。 職場も「介護保険サービス」だけでなく「医療サービス」「保健サービス」「行政サービス」「福祉サービス」「トータルヘルスプラン事業」など多岐の分野に広がり就職・転職には非常に有利になるでしょう。

資格を取得するためには
試験内容 1. 筆記試験
2.口述試験及び実技試験
受講資格 指定された理学療法士養成施設で3年以上学ぶこと
難易度 2020年の合格率は86.4%

>>>理学療法士国家試験の詳細について

作業療法士

作業療法士はOccupational Therapist(OP)とも呼ばれる国家資格です。 身体と心のリハビリテーションを行う専門家であり入浴、食事など日常生活のき方動作や、手工芸、園芸及びレクリエーションを通して身体と心のリハビリテーションを行います。 職場も「介護保険サービス」だけでなく「医療サービス」「保健サービス」「行政サービス」「福祉サービス」など多岐の分野に広がり就職・転職には非常に有利になるでしょう。

資格を取得するためには
試験内容 1. 筆記試験
2.口述試験及び実技試験
受講資格 指定された理学療法士養成施設で3年以上学ぶこと
難易度 2020年の合格率は87.3%

>>>作業療法士国家試験の詳細について

社会福祉主事

社会福祉主事は「公的福祉施設」や「福祉事務所」で社会生活を送ることを困難とする人の相談援助業務を行う公務員です。この仕事に就くためには「社会福祉主事任用資格」を取得し公務員試験を受け「社会福祉主事」として任用される必要があります。

社会福祉主事任用資格は次のいずれかに該当すると取得扱いになります。

  • 厚生労働大臣が指定した科目を大学等で履修して卒業
  • 厚生労働大臣が指定した養成機関や講習会を修了
  • 社会福祉士か精神保健福祉士の資格を取得

>>>社会福祉主事任用資格の詳細について

精神保健福祉士

精神保健福祉士は:Psychiatric Social Worker(SPW)と呼ばれる国家資格です。 精神障害者の社会復帰について相談援助を行う専門職です。相談内容も医療受診や入院に関することから療養中の経済的問題、社会復帰に関することなど多岐に渡ります。

概要
試験内容 筆記試験
受講資格 下記のいずれかに該当していること
・ 4年制大学の指定科目を修めて卒業
・2年制/3年制の短期大学等で指定科目を修めて卒業
 指定施設において1~2年以上相談援助の業務に従事
・精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業
・精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
難易度 2020年度の合格率は62.1%

>>>精神保健福祉士資格の詳細について

無資格者が介護の仕事に就くときにおすすめの資格

無資格者が介護の仕事に就くときにオススメの資格は下記の2つ

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修は無資格・無経験でも受講ができ、1〜4ヶ月程度の短い期間で介護の基本知識を身に付けながら資格を取得ができるのが利点です。

介護士は資格なしでも働ける

介護の仕事は高齢化社会の影響もあり人材が大幅に不足しています。人材不足のため多くの施設が採用募集をしており有資格者以外の採用ケースも増えてきています。そのため無資格者であっても介護業界で介護の仕事に携わることができます。

介護士が資格を取得すべき理由

有資格と無資格では介護の業務に関われる内容が初歩的な内容に制限されます。有資格者の場合「食事」「排泄」「入浴」なの介護もできますが、無資格者の場合「衣類の整理」「掃除」「歩行補助」など介護しかすることができません。そのため無資格のままでは介護職でスキルアップができなくなります。

資格を取得すべき理由

  • 仕事の幅が増える
  • 資格取得によって給料アップが期待できる
  • 就職・転職に有利

仕事の幅が増える

介護の資格を持っていることで特定のサービスを提供している施設で働くことができるようになります。例えばケアマネージャーの資格を持っていると要介護者が適切なサービスを受けれるようケアプランの作成を行ったりすることができます。

介護資格と主に働ける介護施設の一覧になります。

資格 介護施設
社会福祉主事 介護老人福祉施設
養護老人ホーム
介護老人保健施設
通所介護
地域包括支援センター
障害者更生施設
身体障害者療護施設
社会福祉士 介護老人福祉施設
養護老人ホーム
介護老人保健施設
軽費老人ホーム
有料老人ホーム
認知症グループホーム
通所介護
訪問介護ステーション
地域包括支援センター
障害者更生施設
身体障害者療護施設
精神障害者生活訓練施設
介護福祉士 介護老人福祉施設
養護老人ホーム
介護老人保健施設
軽費老人ホーム
有料老人ホーム
認知症グループホーム
介護療養型医療施設
通所介護
障害者更生施設
身体障害者療護施設
精神障害者生活訓練施設
介護職員初任者研修 介護老人福祉施設
養護老人ホーム
介護老人保健施設
軽費老人ホーム
有料老人ホーム
認知症グループホーム
通所介護
訪問介護ステーション
介護福祉士実務者研修 介護老人福祉施設
養護老人ホーム
介護老人保健施設
軽費老人ホーム
有料老人ホーム
認知症グループホーム
通所介護
訪問介護ステーション
介護支援専門員(ケアマネージャー) 介護老人福祉施設
介護老人保健施設
有料老人ホーム
認知症グループホーム
介護療養型医療施設
通所介護
訪問介護ステーション
地域包括支援センター
レクリエーション介護士 介護老人福祉施設
介護老人保健施設
通所介護
介護予防運動指導員 介護老人福祉施設
介護老人保健施設
通所介護
理学療法士 介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
通所介護
訪問介護ステーション
障害者更生施設
身体障害者療護施設
作業療法士 介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
通所介護
訪問介護ステーション
障害者更生施設
精神障害者生活訓練施設
精神保健福祉士 障害者更生施設
精神障害者生活訓練施設

資格取得によって給料アップが期待できる

介護の資格を取得することでサービスの幅が広がると同時に本人の介護スキルの証明にもなります。そのため事業所の中には資格手当てという形で手当金を出していたりします。初任者研修であれば3,000円〜5,000円が多く上位の資格になれば更なるアップも見込めます。

就職・転職に有利

介護の資格を持っていることは就職にも圧倒的に有利になります、人材不足の介護現場ですが有資格者であれば即戦力として期待されます。採用でも応募条件として「介護・福祉系の資格」を有していることを条件としている事業所も少なくありません。

介護市場での価値は資格を持っているだけで高まり採用の幅を広げてくれるでしょう。

まとめ

介護職では様々な専門職があり資格を取得できることで担当できる仕事が変わることがわかりました。介護求人セレクトでは介護職を目指してる方に求人の紹介を行っていますのでご利用ください。

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