レクリエーション介護士とは
レクリエーション介護士は日本アクティブコミュニティ協会が認定している民間資格です。高齢者の生活の中で「生きる喜び」「楽しみ」を見出すことを目指し、自分の趣味や特技を活かしながら高齢者の状態に合わせてたレクリエーションを行い、高齢者の方々を笑顔にするお仕事に繋げます。
元々は介護現場で働く介護スタッフの声をもとに作られた資格ですが、介護士厚生労働省からも認められ「公的介護保険外サービスの参考事例」として評価されるようになっています。
レクリエーション介護士を取得する3つのメリット
レクリエーション介護士の資格を取得すると、以下のメリットがあります。
- 高齢者へ適切なレクリエーションを提供することができる
- 施設の職員全体の質の向上
- 転職の幅が広がる
それぞれ詳しく見てみましょう。
高齢者へ適切なレクリエーションを提供することができる
レクリエーション介護士を学ぶことで利用者に合った質の高いレクリエーションを提供することができるようになります。身体機能維持や健康維持を目的として安心安全なレクリエーションを企画できるようになります。
施設の職員全体の質の向上
レクリエーションの基礎を学ぶことで理論的にレクリエーションの企画を立てることができます。資格を取得したスタッフが1人いれば知識や技術を他のスタッフにも共有できるようになり、施設スタッフ全体のスキル向上にも繋げることができるでしょう。
転職や仕事の幅が広がる
介護の現場ではレクリエーション得意とするスタッフも重宝されます。不得意なスタッフも多い中、介護レクリエーション資格を取得していると企画が得意なスタッフとして差別化でき、採用に有利に働くようなります。
レクリエーション介護士を取得する方法は
通信講座と通学講座のどちらかで講座と試験を受講することができます。
通信の場合
通信講座のメリットは落ち着いて自宅で試験を受講することができます。約3ヶ月の自宅学習と在宅試験で取得することが可能です。通学講座と違って人件費がかからないため比較的安い料金でコースが提供されています。不合格でも期間内であれば無料で再受験することができます。
通学の場合
通学の場合は講座を提供している学校を探し受講することができます。講義は6時間x2日間が目安となっており、2日間で取得することができることが通学のメリットです。不合格の場合の再受験は有料になります。
レクリエーション介護士の試験概要
レクリエーション介護士の資格は1級と2級で分けられています、2級は必要資格等はなく誰でも受けることができ、1級は2級を取得した後に受験することができます。
レクレーション介護士2級 の試験概要
レクレーション介護士2級 | |
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受験資格 | 特になし |
受験方法 | 自宅からOK |
合格ライン | ①添削課題(レクリエーション企画書)の提出 選択式50問中60点以上取得で合格 |
費用 | 通信講座 35,000円(税込/一括払いの場合) 通学講座 35,000円~39,800円(税込/講座により異なる) |
レクレーション介護士1級の試験概要
レクレーション介護士1級 | |
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受験資格 | レクレーション介護士2級を取得してること |
受験方法 | 指定講座への参加、及び筆記試験(指定会場) |
合格ライン | 1.筆記試験/100点満点 2.小論文/20点満点 3.必須講座での評価/30点満点 合計150点満点中60%以上取得で合格 |
費用 | 約10万円~(税込/講座により異なる) |
レクリエーション介護士の難易度は??
レクリエーション介護士はテキストで勉強していれば合格できる難易度と言われています。2級の選択問題ではテキスト持込可なので一般的な資格試験より難易度は比較的に易しいでしょう。
まとめ
「レクリエーション介護士」は難易度も比較的簡単で取りやすく、企画に悩んでいたり・幅広く内容を増やしたいと感じてる人にはオススメできる資格になるでしょう。普段なんとなく行ってるレクリエーションの内容から知識を得てより良い内容に変えることができるかもしれませんね。